FXは危険な投資商品なのか?
FXに対して『危険な商品だから手を出さないほうがいい』、そんな声を聞くことがよくあります。
理由は、持っている資産以上の取引をすることができ、大きな損失を被る危険があるからです。FXは証拠金取引であり、レバレッジを効かせた取引ができます。日経225先物などもレバレッジを利用した取引が出来ますが、FXの場合は100倍以上のレバレッジも可能。FX業者の中には最大200~400倍までレバレッジを高く設定できる会社もあります。
この場合、大きな儲けが出るケースがある反面、予想と反対方向へ相場が動いたら大きな損失を被る恐れがあります。これが【危険】と言われるんですね。
でもですね。
株式投資の場合、ある個別銘柄を買って、それが2倍、3倍になることがあるんです。10倍になるケースだってあります。
一日に2%や5%株価が上昇、下落するなんて日常茶飯事。
対する通貨は、たとえばドル円が一日に3%上下するなんて、ほとんど起こりえないんです。乱降下が激しい、つまりボラティリティが高いといわれる英ポンド/円だって、一日に3%以上レートが変動するにはリーマンショックなど、かなりインパクトのある出来事が無い限り起こりません。
1年で通貨の価値が半分になったり、2倍になったりなんてことも起こりません。
つまりですね、
変動率が小さい為替相場を投資にするなら、現物株のような手法では参加者が出てこないんですよ。
一日の値動きが小さすぎて。
だから、『レバレッジ』を与えているんです。FXには。
確かに100倍なんてレバレッジは、FXの初心者が使うには危険です。損失を被ったときに現実を受け止めることが出来る、損切りで来ませんから。
じゃぁ、現物株を売買している人が、金融危機で持っている株を手放したか?というと、そうじゃない。含み損を抱えたまま、いつかまた上昇するだろうと手放さないんです。これ、銀行だって同じです。保有株の含み損が巨額に上りましたよね。
結局のところ、その投資商品が危険かどうかはプレーヤー次第なんですよ。
投資の腕じゃなく、損失を出したら潔く手放すことが出来るかどうか、これが大切なのじゃないでしょうか?
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2009年12月 4日|
カテゴリー:FXと外国為替市場
